戻らない時への懐古

10歳ごろというのは、時間軸を意識し始める年頃なのかもしれない。

 

乱太郎がソロで主役を張るのは、久しぶりではないだろうか。

その乱太郎は、ホームシックというより、両親と過ごした幼い頃への懐古で、静かに過ごしたかったように見受けられた。

幼い頃を思い出し、将来にもおぼろげに意識が向き始めるお年頃を迎えて、乱太郎も少しずつ大人の階梯をのぼっていくのだろう。

 

それにしてもだ。幼い頃の乱太郎もかわいい! ちんまりと座っておにぎりをほおばる姿に、血圧上がった。

今日は、ちっちゃい乱太郎や、涙ぐむ乱太郎や、寂しげな乱太郎や、いつものスマイル乱太郎や、いろいろな乱太郎が見られておいしい回である。

 

ランランラ~ン♪ ランランラ~ン♪ ランランラ~ン♪ … しんべヱ!

スキップする乱太郎と、動揺しまくる乱太郎に、鼻水が垂れたことを告白しておこう。(←せんでええわ)

 

一年は組の子たちというのは、挨拶するときも座って食事するときも、ぎゅっと集まった凝集感が実にいい。そんなは組っ子の一員でいるときの乱太郎は、またいつもの元気で素直な乱太郎に戻っていることだろう。

 

世の中は首相退陣で騒がしいし、仕事は興ざめなものであるが、乱太郎とは組っ子たちに癒されて、今週もまた乗り切れそうである。

 

【今日のひとこと】

”乱太郎のお兄ちゃんに、お礼を言うんだ” ”乱太郎のお兄ちゃん、ありがとう!”

(きり丸&小銭(?))