それで、三郎は何かを学んだのだろうか

なんとも、謎な人物が多く登場する回だった。

 

本を読んでいる雷蔵と、寝そべっている三郎の図に、雷蔵=努力型、三郎=天才型 というイメージを抱いたのだが、三郎もわりと努力型の人間らしい。変装の名人が来れば、ためらわずに教えを乞う。なぜ兵助に変装して寝ていたかは、本人にもどうでもいいことなのかもしれない。テレビの前の兵助ファンたちの萌えを誘発したことは間違いないが。

 

ところで、放送事業者的には、三郎の苗字は「はちや」で確定のようである。大人の事情で「蜂屋」だったことは、なかったことになったらしい。もっとも私には、鉢屋がだめで藤内がOKという区分からして理解不能である。どっちもかわいいからいいけどさ。

 

三郎と山本シナ先生の身長差がとても印象的だった。

乱太郎と比べると、三郎はお兄さんだけど、山本シナ先生と比べると、まだまだ少年なんだねぇ…と思わずにはいられない。

で、山本シナ先生だが、この人の最大の謎は、いったいいくつなのだ、という点に尽きる。それに比べれば、若いバージョンと年寄りバージョンで倍くらい背丈がチェンジすることなど、末節にすぎない。まあ、三郎がいくら変装しても体格までは変えられないのに比べれば、越えられない壁が存在することは確かなのだろうが。

 

学園長のお友達というのは、やたら元気な年寄りが多いようである。元気でなければ長生きできない、という事実の裏返しなのかもしれない。いずれにしても、若かりし頃がどうだったかは、永遠の謎である。

 

 

【今日のひとこと】

”カンペキな変装です! 感動して涙が出てきましたぁ!”

(鉢屋三郎)