つどい設定によると、土井先生のイメージソングは上條恒彦の『だれかが風の中で』なんだそうである(もう一曲あるという説も)
というわけで、おそらくもう有名なのだろうが、ニコ動のURLを貼っておく。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5589350
ああ、それにしても、土井先生のイメージソングと思って歌詞に耳を傾けていると、なんかもう土井先生の背負っている生い立ちというか半生が、上條氏の雄雄しい歌声とともに押し寄せてくるようで、イメージの洪水に過呼吸状態になってしまいそうである。
だって、「心はむかし死んだ」とか、「どこにもふるさとはない」とか、そんな心の傷を抱えながら、明るくてやさしくて、ときにアホ面やカッコいいところも見せる先生でありお兄さんな土井先生って、もうなんだか考えただけで心拍数の急上昇が抑えられない。そして、「きっとおまえは、風の中で待っている」と力強く歌い上げたところで、すべての感情が洗い流されてカタルシスに至るのだ。
しかもですよ。画像が、きり丸と並んで、しゃがんでお花畑のミツバチを見つめているなんて、この親子の図がすばらしすぎる。それぞれ苛烈な過去を背負った二人が、つかの間の人生の小春日和を楽しんでいるような儚さすら感じて、涙腺が決壊寸前になるのである。(←それは穿ちすぎというものであろう)
いや、もちろん、二人には幸せになってもらいたいんですけどね。
…と、ここまで土井先生への想いを吐露してみたが、読み返してみると、もはや如何なものかというレベルにまで達している。
まだ、アニメの感想までいってないしwww
というわけで、アニメの感想。
猪名寺家は、相変わらず微笑ましさであふれている。両親のお茶目ぶりは、マエストロの域に達しているといってもよい。乱太郎がツッコミのレベルを上げるのも分かる気がする。
しんべヱがウエストの伸縮を繰り返している峠の茶屋へ向かう土井先生ときり丸。この並んで歩く後姿を見るだけで、茶屋の心臓がばくばくし始めるのだが、土井先生が「きり丸」と呼びかける声がまたイイのだ。
そして、並んでミツバチを観察するシーンに至るわけだが、こうやって一時停止してみていると、輪郭の柔らかさが、なんともセル画らしくて、懐かしさを感じる。いまのアニメとは違ったよさを感じられるのも、再放送の醍醐味なのかもしれない。
【今日のひとこと】
”凛々しい…”
(乱太郎の母ちゃん)
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