公共放送のバランス感覚

一週間を見終わってみて、なるほど、これが公共放送のバランス感覚かと得心した。

 

くノ一、二年生、五年生、火薬委員会に生物委員会と、そういえばあまり脚光を浴びないグループに満遍なくスポットライトを浴びせていたのが今週の忍たまだったではないか。

 

そんな週のトリが八左ヱ門である。なんでしょう、あのムダにしゅたっ! とかやってもカッコいいあたり、人気のほどがうかがえる。上級生グループで4位に食い込んだだけのことはある。しかもムダにアップが多いし。きっと数多の竹谷ファンのご愛顧への返礼なのだろう。

 

蛇の帰巣本能がいかほどのものか私に知識はないが、ジュンコがかなりの水準にあることは間違いないようである。あのムダにキラキラしながら「さあ、おやすみ」と言ったあとでジュンコの頭をのせ変えながらすみやかに熟睡してしまう孫兵もまた、いいキャラである。それにしても、孫兵のイビキとは、そんなに特徴的なのだろうか。

 

兵太夫に続いて三人組の扱いを心得ている三治郎がいた。手裏剣かちあわせる音と小銭の音とはまったく異なると思うのだが、あるいは19期に入って、きり丸は女装スキルに加えて小銭聞き分け能力も劣化させてしまったのだろうか。