原作準拠のストーリーの安定性には、改めて驚かされる。いや、単にこれからどう展開するか知ってるだけ、という説もあるのだけどさ。

原作と異なり、バケモノ屋敷騒動とストーリーが切れているので、魔界之先生が学園に入り浸ってたり、兵助がアプリオリに田楽焼いてる印象があるのだが、まあそんな細かいことはどうでもよい。

しんべヱは上級生たちの愛されキャラなのだろう。なんだかんだといって三郎にはかわいがられているし、仙蔵がそっと肩に手を添えてるし…。（焙烙火矢を乱打するのは厳禁のときだけなのだろう）

兵助「伊助も手伝え」

伊助「はい！」

このやりとりのときの伊助がなんだか輝いている（傍らの団蔵の笑顔もすばらしい）。笑顔で兵助のもとに駆け寄ってくるし、返事もとっても嬉しそうである。伊助って、けっこう兵助を尊敬して慕ってるのかもしれない…なんだかいろいろな妄想が噴出してしまいそうである。

桃符で兵助を回復困難状態にした仙蔵だが、考えてみれば勘右衛門争奪戦にはそもそも火薬委員会は参加できないのだから、なぜダメージを与える必要があったのか謎である。単に誤りを訂正してやっただけなのか、それとも単にダメージを与えてみたかっただけなのか…なんか後者のほうが仙様っぽく感じられるから不思議である。

というわけで、のっけからEDは声優さんぎっしり状態である。

そういえば原作ではこのあと魔界之先生は所在不明になっているが、アニメではどう処理されることだろう。