文化祭はスリルとサスペンスぅ~

結果的に文化祭をもっともエンジョイしたのは勘右衛門か、伏木蔵か、学園長か、という問題に帰結するわけだがそれは措く。

 

受付の彦四郎の「~だもん」はかなりヤバいであろう。上目遣いになって「だって~だもん」なんて言われた日には、わたしゃカンペキに病んじまうよ。

 

こうしていろいろ不審人物が入りまくるわけだが、タソガレドキ忍者は、いつから忍術学園の秘密を公式に掌握してしまったことになっているのだろうか。しかも、学園の秘密を掌握してしまったことと学園に出入りしても問題なしとすることには大きな飛躍があるように思うのだが、どうかね庄左ヱ門君。

それはともかく、雑渡氏はすっかり保健委員会を手懐けてしまったようである。伊作と伏木蔵をはべらせたりなんかしちゃって、なんか人気投票上位者ユニット結成を感じさせる光景である。今後、この3人を強者連合と呼んでも差し支えないだろう。

 

その伏木蔵が気づいた、火薬委員会が焔硝蔵で甘酒屋を営んでいる事実だが、中性度アップのタカ丸はどう見てもサービスショットであろう。これもまた、ご投票いただいたたくさんの大きなお友達へのご挨拶にちがいない。

 

学園に潜入した不審者各位だが、なかなか偽名のネーミングセンスが秀逸である。入門票に記載された偽名は上二つしか確認していないが、これはいかにも怪しすぎるだろう。小松田君、気づきたまえ。

・義ん銀太郎

・池鈍丸

ギンギンとイケドンって…

 

ところでそのギンギンとイケドンだが、ギンギンはなんか最後までテンションが変だし、イケドンは結局なんで池に浸かっていたのか不明なままであるが、まあいい。三木ヱ門のあのムダにキラキラした登場振りを許容するということは、ギンギンはわりあい委員会としての集団行動に拘泥しない性質なのかもしれない。

 

というわけで、相変わらずおそるべき数の声優さんを使いまくる原作準拠シリーズだが、一言しか台詞のない人も多かったのではないだろうか。少なくとも私がチェックしている限り、佐吉は文次郎に店番を頼まれたときの「はい!」だけのはずである。