いやぁ、仕事の疲れが吹き飛んだ。なんなんだ会計委員長は、かわいい一年生を侍らせて、ちょっくら代わってくれんかの。
「おれもそう思う…」
ついに若旦那の一人称が「おれ」で定着か! その後も随所にちりばめられた「おれ」にムダにテンションが上昇しまくりである。なんか眼がギンギンに冴えて眠れなさそうな予感がする。
「成績優秀でいつもおれたちは組をバカにするい組の佐吉にあやまるのが、なんとなくいやで…」
この台詞のときの団蔵のアップには、私の血圧も急上昇である。そして思った。この瞬間なら、団蔵を偶像崇拝できる!
それにしても、い組の個人主義の徹底ぶりは末恐ろしさを禁じえない。いくら忍者を目指す子どもたちとはいえ、ここまで荒涼としててよいのだろうか…。まあ、佐吉はそちらのほうがなじんでいるようだが。
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