二番煎じか、二度おいしいか

19期は原作準拠にプラスして、原作のパーツを再構成した話が多い。尊奈門の忍者食に続いて、今度は文化祭ネタである。

 

前回は、学園を敢えて混乱させるという深謀遠慮があったわけだが、今回はあまり裏はなさそうである。要は客が来ればいいということか。その割には、各委員会の出品のいくつかは、画期的なまでに集客する意思が感じられない。

 

・学級委員長委員会『お面屋』

商品は八方斎のお面だけという徹底したモノカルチャーぶりである。売れなかったときのリスクが高すぎるような気がする。きっと製品企画をしたのが三郎で、とてつもなくやる気がなかったのだろう。

ところで、新入りの上級生に店番をやらせて、彦四郎と庄左ヱ門はどこへ行ったのだろう。

 

・体育委員会『パペットあんどギニョール』

あれだけブロマイドに人気がないことが分かっているのに、いちおう学園長のパペットとギニョールを作った意図が不明である。イヌイットに冷蔵庫を売りつけるような口八丁手八丁をもってしても、売れることはないと思うのだがw

しかも、メイン商品(?)小平太パペットも作ってあるのだから、ある程度売れないリスクを把握していたということなのだろう。

 

・会計委員会『亀すくい』

誰の発案による出店なのかよく分からないのは相変わらずである。ただひとつ明らかなことは、店番によっては大いに集客の可能性があるということである。団蔵にあのスマイルで拍手されて「お客さんうまいです~」なんて言われたら、もう何回だってやっちゃうよ(←キモイって)

 

・火薬委員会『田楽豆腐』

まさかの三郎次で意外性を演出するつもりなのかもしれないが、ここはやはり豆腐に詳しいあの人がいないと、大きなお友達は来てくれないのではないかと思うのだ。

 

それにしても、ワガママ二大巨頭が登場する今回のお話だが、今のところはドクタケ城側に若干アドバンテージを感じる。そもそも、庵のリフォーム資金のためとはいえ、学園にやたらと他人を入れちゃダメでしょう。それに、暗殺のリスクを常々匂わせておきながら自己顕示欲を発揮しまくったり、もはややりたい放題である。だから、こんなふうに↓言われるのだ。

 

【昨日のひとこと】

”学園長先生関連商品は、人気がぜんぜんないことがわかったので、全部撤去!”

(七松小平太)

 

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コメント: 2
  • #1

    (金曜日, 17 6月 2011 19:46)

    そうなんですか?
    原作を持ってないのでよく分からないのです…。
    欲しいなぁ…。
    買いたいな、とは思っているんですが
    親が許してくれないのです…。

    どのお店も行ってみたいのばかりですよね(^^)
    団蔵ファンクラブの会員としては
    亀すくいのお店に行きたいなぁ。
    あ、でも勘ちゃんに会えるなら
    お面屋にも行きたいっ!
    …やっぱり全部行きたい!
    小松田さ~ん!
    招待状一枚くださ~い!!


  • #2

    3chaya (土曜日, 18 6月 2011 00:40)

    原作の落乱をお持ちでないとは残念ですね(という私も最近の7~8冊しか持ってませんがw)室町という時代背景を丹念に描きこんでいるので、原作には原作の味わいがあります。とはいえ、落乱はかなり書店を選ぶもので、私の勤務する新宿界隈でも、置いてある書店はかなり限られます。
    いやぁ、今回も団蔵はかわいかったですね。私も、亀はどうでもいいから(!)団蔵の亀すくいのお店にはまず行って見たいです。あとは、小平太パペットもゲットしたいところ。