まずは予告のサムネからして大きなお友達の心胆を寒からしめる公式の暴走ぶりだが、予想の斜め上をかっとばす勢いである。
六年生三人組がどれだけ団子屋のバイトに向いているか分からないが、意欲は有り余っているようである。団子一皿のオーダーに誰が作るかでここまでモメるとは、その意欲やよしである。
「俺たちは忍たまだ。ここは忍たまらしく決めようぜ」
言葉遣いだけは15歳っぽい文次郎である。おお、割烹着で縄標を振り回す長次にふたたびお目にかかれるとは。しかも前回よりさらに不気味さがアップしているぞ。というかこの三人、は組の誰かさんとビヘイビアは同じである。
「ほほう、そんなにうまい団子が作れるのか」
勘違い第一号は食い逃げ予定のお客さんでしたw
「団子作りで負けたわけじゃないからな」
「そうそう。たまたまジャンケンに負けただけだからな」
壁にもたれてやさぐれる文次郎と小平太が、スト決行中の給食係のおばちゃんに見えて仕方がなかった件についてwww
長次は料理のスキルがあるらしい。文化祭ではボーロも作ってたし。というか、実は家事全般のスキルが高そうである。でかい手からちまちまと団子が作り出されていく様子が実にイイ。
客の反応を見届けたいというプロ意識はおおいに是とすべきところだが、見届けかたが単なる嫌がらせである。せっかくおいしい団子を作ったのにね。勘違い第二号。
文次郎には黒古毛先生のいい弟子になれる素質があるようである。
「食えるだけでもありがたや」っていうか、もはや食えるシロモノに見えないのだが。
しかも特別料金とるらしいw
「さあどうぞ!」と迫る文次郎の横顔が、もはや忍たまではないような…むしろゴルゴではなかろうか。
「泣くほどうれしいのか!」
…勘違い第三号。
「細かいことは気にしない性質なので」
…というレベルを超えた巨大団子しかも一串で150皿分。
とまあ、作る団子の豪快さは措くとして、小平太は飲み屋のバイトとか向いてそうである。
「いけいけどんど~ん! 生一丁はいりました~っ!」…こんな店員いたら楽しそうである。オーダーの単位を豪快に間違えてくれそうだがw
「もぐもぐどんど~ん!」
勘違い第四号…てか、あの団子、食わせちゃったのか…orz
食い逃げというのは金がないからやるのかと思っていたら、ちゃんと持っているらしい。しかも151皿+特別料金をきっちり払えるのだから、実はけっこう貯めこんでいたのか、食い逃げで。
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彩華 (日曜日, 31 7月 2011 14:49)
このお話面白かったですねーー。
文次郎、小平太、長次の三人組&きり丸
のお話は、厳禁シリーズと並ぶ、恒例のネタですよー。もう。
>「細かいことは気にしない性質なので」
>…というレベルを超えた巨大団子
レベルを超えたというか・・・
もはや『細かいこと』じゃないし。
150皿ってどこまで食べさせるんですよ。
>小平太は飲み屋のバイトとか向いてそうである。
想像すると楽し~
「いけいけどんどーん! 焼き鳥200皿ですね!」
「え、あの、2さ・・・」
「200で・す・よ・ね?」
「・・・・ハイ、そうです・・・」
問答無用。
間違うというか、半ば強制的に・・・・
まぁ、このお話とは関係ないんですが、
小平太って、メチャクチャやっても、
うらめない性質じゃないですか?
*****
まぁ、食い逃げばっかするのが悪いので、
これはその報いということで。
3chaya (日曜日, 31 7月 2011 20:07)
小平太は憎めないキャラですよね~。忍者としてどうかは別として(笑)
六年生三人の個性が団子作りに現れてて、ほんとに面白い回でした。この三人の前では、さすがのきり丸もキャラが薄れますね。