これほどオチが読めないお話も珍しい。厚着先生が登場してもなお、私にはオチが読めなかった。
六年生の長期遠征ですか…なんか、大きいお友達のさまざまな憶測ないし妄想を派生させそうなタームである。滝行以外はふだんの鍛錬とあまり変わらなさそうな気もするが。
さて、金吾が恐れる滝夜叉丸化だが、滝夜叉丸のビヘイビアを見るに、下級生たちが同化することを望んでいるとは到底思えないだけに、金吾にはもう少し洞察力の深化を期待するところである。どう見ても、滝夜叉丸は滝夜叉丸的ユニテラリズムで生きているのであって、ユニテラリストが何人増殖しようと関心を抱くようには思えないからである。というか、三木ヱ門への態度を見るに、ユニテラリスト同士は共存できないものなのかもしれない。
で、個人的には金吾のいろんな表情が見られてかなり俺得的な回であった。
もう、小平太に委員長代理を告げられた金吾のウルウル顔も、空からタスキが降ってきて、委員長代理に納まった得意げな顔も、とどまることを知らない滝夜叉丸へのウンザリ顔も、もうもう全部がカワイイです。満足です。残業の疲れも吹っ飛びました。
いまさら気づいたが、体育委員会には下級生が一、二、三年そろっていたのだね。三之助、四郎兵衛、金吾が並ぶと、兄弟みたいで実にイイ。
そろそろ19期も終盤のせいか、ほぼ全忍たまレビュー状態だった。
【今日のひとこと】
”私、細かいことは気にしないから”
(七松小平太)
”もっと美しく、エレガントに、カッコよく…”
(平滝夜叉丸)
”おちおち泣いてもいられない…”
(皆本金吾)
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