期待してるというより期待したい

北石先生、相変わらずの直情径行ぶりである。

 

学園の教師のバイトがやりたいからということで、山田先生にこれまでのキャリア(?)をアピールする北石先生だが、文机の上に座ってというのはなかなかである。外国の映画で、若い娘がお偉いさんのデスクに腰をおろして、上半身を傾けて(胸の谷間を強調して)迫るというシーンがあったのを思い出したが、あいにく北石先生にはそういう手管はないらしい。あっても山田先生が北石先生に心傾くとは考えにくいが。

 

…て、なぜとっちゃんぼーやと土井先生が木の下で仲良くおにぎり食ってるんだろう。というか、茶屋もジョインしていいすか? なんかピクニックっぽい光景だが、場所は学園内なんだよね。食堂には近寄り難い理由でもあるのだろうか。

そこへニコヤカに近付く北石先生だが、突庵君、「不自然な笑顔」なんていっちゃダメである。土井先生みたいに「本人がそう言うんだからそうなんだろう」くらい軽く流してあげないと。土井先生、オトナの対応である。

 

そして首尾よく突庵君を追い払った北石先生に待っていた「敵を追い詰める」授業って、石火矢まで持ち出しての総攻撃…それ、追い詰めるというより死んじゃいますから…。

 

というわけで、うまく総攻撃から生還した暁には、より社会性の向上を期待したい北石先生であった。