永遠のお子ちゃま

野村先生とキラキラキラ☆やキラリーン☆は密接不可分の関係らしい…と思っていたが、大木先生及びラッキョによる崩壊反応も不可欠の要素らしい。なんか双極性をおもわせるキャラの変化っぷりを楽しむ回であった。

 

大木先生はぜったい一人暮らしで対人関係に飢えてくると野村先生にちょっかいを出しに来るに違いない。そんならど根性で嫁でももらえばよさそうなものだが、それでは面白くないのでまあ今のままでいいか。大木先生は、女性の前では違う顔を見せるタイプだと思う。

 

寡聞にして大木先生が納豆嫌いとは初めて知ったが、それならそれで野村先生にももっと反撃の手があるだろうに、わざわざ石火矢で納豆弾をぶちかますとはいかにも大げさである。というか、おばちゃんもお残しに厳しい割には、食い物を武器にすることには寛容すぎる。

 

冒頭の2年い組の授業シーンを見ると、2年生もまだまだかわいいのぅウヘヘ…と変質者めいた笑いをこらえきれないのだが、このクラスも含めて忍術学園の生徒たちはけっこう先生方の奇癖への免疫力が強いに違いない。安藤先生も伝子さんも、生徒たちにオヤジギャグや女装癖をもたらすことに未だ成功していないし、今後もないだろう。その点で、斜堂先生の影響力は偉大である。

 

それにしても、授業を邪魔しにやってくる大木先生も、あっさり乗ってしまう野村先生も、あのテンションはもはや永遠のお子ちゃまである。そう、オトナには、童心に帰るひとときが必要なのだ…というレベルをとっくに突き抜けたところがこの2人らしいところだろう。キャラで存在感を出すにはこのくらいまで行かないと。ね、数馬君。(←と、先週のネタに戻る)