珍しくも怪士丸メイン回と見せかけて、最後に小悪魔ちゃんが全部かっさらってった感じである。
一年ろ組っ子どうしの会話というのは、なんか微妙な間を感じて興味深いものである。常に事件性を追い求める伏木蔵にぐいぐい迫られて不調の原因に思いを巡らせる怪士丸だったが、「事件の陰に乱太郎、きり丸、しんべヱあり」というのは、やや伏木蔵のミスリードであろう。どんな事件であれ、あの3人が「陰」に収まっておられるはずがないのだ。むしろ乱太郎、きり丸、しんべヱの背後にもれなく事件がついてくるといったほうが正確であろう。
KY伝七に顔芸状態の怪士丸が…なんか新しい可能性を開花させつつある!
そしてやってきました、本日の小悪魔ちゃん! すでにして怪士丸以外の人のセリフをとってしまっている自覚があったりするところが、小悪魔を小悪魔たらしめるところであろう。本人はサービスのつもりなんだろうが、返す刀で伏木蔵のセリフまで笑顔でがっつりいただいてしまうあたり、無自覚ななんとやらに近い境地に至っているのではないか。
ところで四郎兵衛の顔といい、声といい、イノセンスを感じてならないのは私だけ…なんだろうな、きっと。
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エイコ (水曜日, 06 6月 2012 21:59)
怪士丸をトイレに行かせてあげての一言につきる段でした。不健康そうなのによけいに体によくないよ。庄ちゃんのアノ確信犯ぶり、きっと学級委員長委員会の影響があると思うよ。
3chaya (金曜日, 08 6月 2012 00:14)
> エイコさま
庄ちゃんの確信犯ぶりて、より端的には三郎の影響なんでしょうね。