神を、見た…

Veni, creator spiritus,
Mentes tuorum visita;
Imple superna gratia,
Quae tu creasti pectora!

 

来たれ、創造主たる聖霊よ
人間たちの心に訪れ
なんじのつくられし魂を
高き恵みをもってみたしたまえ!

 

 

永田町は衆院解散で大恐慌だろうが、私はテレビの前で大恐慌だったよ!

まさかの19歳半助&12歳利吉の登場で意識が吹っ飛んだあとで、マーラーの8番が頭の中で大音響で鳴り響いていたよ。なぜなら私は液晶画面の中に神を見たのだ! 天使の降臨を目撃したのだ!

 

もはや八方斎が登場してたかどうかもどうでもよい。軽く思い出にふける土井先生の表情にすでにアヘアヘしていた私だったが、最大手の本気はこれからだった。

「このあたりでお昼にしましょう!」(←セリフはもはやうろ覚え)

顔かたちはかわいいのに、声は凛々しい、アンビバレントにして反則な12歳である! ピクニックが突然の闖入者によってだいなしになってちょっとすねてるところまでかわいいなんて、どこまでパーフェクトなんだろう!

 

で、闖入者であるところの19歳半助の、セリフはほとんどないもののそれを補って余りある表情の変化がたまらんのう。そしてそして、「何も言うな」…! 山田先生、アンタももう十分すぎるほど反則である。利吉をかばっているときの表情も最高である。そして山田先生の奥方は、ミステリアスを残しつつもその美を見せつけたのだった。

 

いやぁ、長生きはするものである。おかげで寿命が延びたような気がするわい…だがあるいは心肺機能に負担かけすぎて何年か縮まったようにも思える。いや、もう萌えが至高のレベルまで達した今となってはどっちだっていいのだが。