いぶし銀の魅力

月曜からのアニメをようやくまとめてチェック。あまり大きいお友達をバルサンする方向性もなく、穏やかなお話が多い。

 

◆三治郎は天使! の段

いやぁ、やっぱり三治郎は癒しそのものである。ケンカの仲裁にいやな顔もせずやってきたり、弁当を調達してやったり、本当にどこまでいい子なんだろう。

ところでいぶ鬼は一年は組評論家になれそうである。いぶ鬼の分析をみているうちに、乱太郎が作兵衛にかぶって見えてきた。きっと、金吾とデートしているときにはいつも、は組のよい子たちのネタで盛り上がっているのだろう。

 

◆情緒不安定と倒錯 の段

暗い斜堂先生と明るい日向先生の間で揺れ動くろ組っ子たちだが、通常は圧倒的に斜堂先生の影響下にあるらしい。明るくなっても顔線が消えないあたり、影響力の強さがしのばれる。

したがってろ組っ子たちが明るいのがきわめてイレギュラーなことはわかるのだが、だからって日向先生が食事ものどを通らないほど落ち込んで、斜堂先生が部屋に引きこもってゲラゲラ笑うとは、ろ組担任ズの倒錯もここに極まれりである。

 

◆中年男の魅力 の段

遠恋で募る恋心に胸を痛める乙女の話かと思ったら、山田先生がすべてかっさらっていった。なんていうかね、忍たまたちが何を考えていて、どういう接し方をすればいいか全て心得ている山田先生に、いぶし銀のようなベテランの魅力を感じずにはいられない。いやぁ、カッコいいね! 

 

◆ショックアブソーバーは座布団 の段

もはや誰が何をしたいのかよくわからないお話だったが、からくり部屋の落とし穴に敷かれた座布団に武士の情けを感じた。金楽寺の和尚様はつくづく機械類が苦手と見えるが、壊すくらいは自分でできそうなものである。