私の雷蔵に触るな!

…という三郎の声が私には聞こえた。ええ、それはもうハッキリとw

しんべヱの頭に隠れていたが、雷蔵にしがみつく八方斎を引きはがそうとしていたのは間違いのないところだろう。それにしても、いやがる雷蔵の表情のかわいらしさは、三郎でなくても保護本能を刺激されまくるだろう。

 

割合淡々と進行していた今回のお話だが、三郎が登場した時点でがらりと雰囲気が変わった気がする。「不破雷蔵あるところ、鉢屋三郎ありさ!」からはじまる三郎の臆面もない雷蔵ラヴっぷりが画面に横溢するのであろう。

 

あちこちで画面を破って先輩たちが解説するのも原作準拠だが、綿足袋の解説に登場する作兵衛のカワいさは地味に秀逸だった。