相変わらずパワフルな舞台だった。
(以下、ネタバレ注意)
第5弾も見たのだが、大まかなストーリー以外は歌もセリフ回しもすっかり変わっていて、別作品といってもいいくらいの変貌ぶりである。
会場が後楽園なので、サンシャイン劇場と違って上下に動きの多い演出が新しい。六年生たちが高いところから降臨してきたときにはちょっとトキメキを禁じ得ないw
前回の記憶が曖昧なのできちんとした比較になっているか難しいところだが、三木ヱ門の見せ場がさらに向上しているように思えた。
文次郎と留三郎にキャラを作っていると喝破したり、(それが学園に向けられたものであっても)新式の石火矢を撃ちたいと告白したり、そのなかでいろいろな葛藤を見せたり…三木ヱ門ってこんなキャラだったっけ…生唾ゴックン←え?
歌もいろいろ変わっていたが、伊作がこーちゃんダンサーズと共にタンゴを踊るとは…どれだけ骨がすきなのかこの子(第5弾では大腿骨フェチだったが、再演では肩甲骨フェチに…)
ひとつ残念なのは、黄昏甚兵衛も前回と同じ人が出演していたのに、あの朗々たる甚兵衛のアリアが聴けなかったところであった。
最後は四年生たちも無事学園に戻ってきて大団円…と思っていたら、最後にすごいシーンが待っていた。
以下、ちょっと書き出してみよう。(セリフはだいぶうろ覚え…)
(乱太郎、しんべヱ、道端に花を見つける)
乱太郎「あ、これ母ちゃんが好きな花だ。押し花にしよう」
しんべヱ「ぼくもカメ子に…」
(花を摘んだ2人が去り、きり丸登場)
きり丸「これ…母ちゃんが好きな花だ」
(摘んだ花を上に捧げるように)
きり丸「はい…母ちゃん、はい!」
〔このあたりで茶屋の涙腺がやばくなる〕
(土井先生登場。きり丸に近づく)
土井先生「私もこの花、好きだぞ」
きり丸「土井先生…」
(きり丸、土井先生に抱きつく)
〔茶屋、涙腺崩壊〕
聖父子降臨!!!
…いやあ、泣きましたね。同行の方によると、あのシーンは尼子先生が直々に書き加えられたものだとか。
ああ、まさか三次元であんなシーンを拝める日がこようとは…長生きはするもんである。
終演後のトークでは、長次&きり丸が登場。長次がきり丸を軽々と抱き上げて登場で歓声が起こる。
きり丸役の子は終始いい演技をしていきたいということを語っていて、そのひたむきさが実にイイ。
そして最後にきり丸が長次を負ぶった…!
(そして茶屋の血圧が振り切れた)
ところで今回のステージでは、後楽園のあちこちで関連イベントが展開されている。観覧車では六年の各組のトーク&歌を聞くことができるし、カフェでは関連メニューがあって、六年生または四年生のコースターがもらえるらしい。コースターはなくなり次第終了とのこと。
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sex telefon (金曜日, 03 11月 2017 21:39)
najnieporządniejszy