6年前のこと

pixivの某企画で6年前の利吉と土井先生の出会いを書いてみるにあたり、まずは原典に当たることにした。

 

…かわいい♡

 

それだけで、ジャスティス! 

…とまあ、そんな感じで一気に書いてしまったのだが(なんのこっちゃ)、書きながら気になったのはつどい設定とのギャップである。それによれば、18歳現在品行方正な利吉は数年後に荒れた生活に突入していくのだという。でも、人間、唐突に身を持ち崩すよりは、それまでに鬱積した要因があって、それが一気に噴出してそういう結果に至ったと考える方が普通というものである。とすれば、その要因は少年時代にあったと見るべきだろう。

では少年時代に何があったか、というところは本文にぐだぐだ書いてしまったのでそちらを参照していただくとして、この屈託のない笑顔の裏に将来の崩壊が内包されていると考えると、それはそれで見ていて辛いものがある。

 

結果的にそのような将来に至るとしても、それでも利吉の心に何らかのストッパーがかかったとすれば、それは土井先生だと私は信じたいのだよ。