伝七のピンチ

作法委員会は、委員長を除けば独特の緩さがあると思う。それはきっと、メンバーのキャラが立ちすぎてるからなのだろう。

 

フィギュアが取れなくなった伝七の解決策を考えるあたりがその真骨頂で、果たして本当に伝七のことを考えているのか疑わしくなるレベルなのだが、やはり心配しているのは三人組の襲来への対応であろう。三人三様の表情の変化がじつに興味深いシーンであった。ところでしんべヱ、あんたの嗅覚は食い物以外にも発動することを初めて知ったよ…。

 

思えば喜八郎は何を考えているか分からないように見えて、実はけっこう後輩思いだったりするのだった。伝七だけが恥ずかしい思いをしないようにみんなでフィギュアをかぶるとは、なかなかいいとこあるじゃん。仙蔵が評価するとはとても思えない対応だが…。