好きこそもののメーワクなれ

…勘右衛門って、あんなに受け受けしいキャラだったっけ?

 

書きたいことはいろいろある今日の忍たまだったが、勘右衛門の乙女っぷりを発見した日だった。なんていうのか、ストーカーまがいに追い回されたあげくに「でも、悪い人じゃないから…」なんて言っちゃう乙女キャラというか。そして豆腐を忘れようと苦悶する兵助を物陰から見守る姿は、まるきり明子姉さんである(ネタ古杉)

 

それにしても委員長代理のお二人、それぞれ好きなものに対してエキセントリックな愛情がダダ洩れである。

兵助が豆腐を語り、豆腐を食わせるのはデフォルトだが、勘右衛門のホンネを知ってしまって、豆腐をあきらめる様子がなんとも健気である。物思いにふけって校庭に寝そべる姿はそのままポスターにして乙女ロードで売れる代物だし、豆腐の煩悩に苦しむ兵助と勘右衛門が向き合うシーンはなんか胸キュンだし、ああもう何なんだこの子たち!

 

八左ヱ門が一人部屋というのは初出ではないだろうか。なぜ一人部屋になったのかという点だけでなにやら妄想が無限にふくらむところだが、そこに飛び込んできた勘右衛門の受け受けしさが最後の1~2分のサミットである。

「なんか俺、急に腹へってきた。食堂にでも行こうかな~」

逃げようとする勘右衛門の肩をむんずと捉えて

「その必要はないっ!」

と向き直らせてぐいと近寄る八左ヱ門の一連の動きがあまりに滑らかすぎて、いつもこんなことやってんのかと思っちゃったよ。やっぱり相手は勘右衛門なんだろうか。

 

「虫、好き?」

なんか八左ヱ門のキャラが変わった瞬間。